家づくりをする上で、大切なのが家づくりのパートナー、つまり住宅会社選びです。世の中にたくさんの住宅会社がある中で、どの会社が自分たちに合っているのかを探すのは簡単なことではありません。
今日は、これから家を建てる方の道標となるように、工務店とハウスメーカーの違いを工務店の立場からお話ししてみようと思います。できるだけフラットな視点から、それぞれの魅力をお伝えしますので、ご自身の価値観や大切にしたいことを改めて考えながら、読んでみてくださいね！
■ハウスメーカーでの家づくり
テレビのCMでも目にするような、ハウスメーカー。ネームバリューもあり、ブランド力という点では安心感を抱く方も多いはず。さすが大手ハウスメーカーとでもいうのでしょうか？デザインも洗練されたシリーズを提供している会社も少なくありません。
安定した品質を大企業として維持するために、家づくりの工程もどちらかといえば工場で作るようなイメージ。実際に、大部分を工場で作り、現場で組み立てをするというスタイルを採用しているハウスメーカーもあります。
こうしたハウスメーカーの家は、どちらかというと「このシリーズのこの家がいいよね」「このブランドの家がいいね」というように、家を“買う”という言葉がしっくりくるかもしれません。
また、ハウスメーカーは保証がしっかりしていることを理由に選ぶ方も多い反面、保証を継続させるための条件についてはあまりチェックしていない方も。
例えば、長期保証を謳っていたとしても、メーカーが定める期間ごとに外壁塗装など家のメンテナンスをお金を出してしないと、その保証が継続されないことも。
本当に、そのメンテナンスが必要かどうかは、家が建っている場所（立地）や住み方によっても変わるものです。
■工務店での家づくり
一方で、工務店での家づくりはどんな特徴があるのでしょうか。
アート・宙も住宅会社としては工務店のカテゴリーに当てはまります。工務店は地元密着で、1棟1棟じっくりと、お客様の事情や希望に合わせた家づくりをできるのが特徴。
画一的な家づくりを進めるメーカーとは異なり、“一緒に家をつくる”という感覚で、マイホーム完成まで寄り添ってくれる会社が少なくありません。
また、メーカーがなかなか使えない反りや割れが出やすい無垢素材も、職人が一つひとつ手をかけていくため使えるのも工務店のいいところ。と言っても、工務店にもいろいろな家づくりをしている会社がありますから、家づくりに対する姿勢などをきちんと確認してみましょう。
また、工務店のいいところが地元密着であること。家が完成した後も、地元だからこそ気軽に家のことを相談できる関係性は魅力です。アート・宙でも、家を建ててくださったお客様とのおつきあいは、お引き渡し後も続いています。
◎アート・宙 イベント情報
https://www.artsora.com/jeengross/event/
