どんなに美味しいレシピのお料理でも、料理を作る人の腕前で味が大きく変わってくるように。性能やデザインが良い家だったとしても、本当に暮らしやすく良い家を建てるために大切なのは、家を作る職人さんたちの技術です。
だからこそ、本当にいい家を建てるために、アート・宙では職人さんたちの技術力や施工管理の仕方を高めるための努力を続けています。
今日は、お客様にはなかなかお話しする機会は少ないけれど、家づくりのまさに柱となっている、職人さんとの関係についてお話ししてみましょう。
■職人さん同士の情報交換の場にもなっている勉強会
家を建てる現場では、基礎工事・木工事・左官工事…といったように、たくさんの職人さんたちがリレーのように現場を引き継ぎ、家づくりを進めています。
だからこそ、家づくりの現場では職人さん同士のチームワークも大切になってきます。
コロナ禍以前は、アート・宙で家づくりをする際には、必ず着工前に職人さんや業者さんが事務所に集まり、その家の仕様や工事の進め方を確認する時間を設けていました。
とはいえ、最近は多くの人が集まることがなかなか難しいご時世。現場の状況をみんなが共有できるクラウド管理アプリなどを使いながら、連携がスムーズに取り合えるような体制づくりをしています。
さて、そんなふうに1棟1棟の家づくりはチーム体制を整えながら進めていくわけですが、職人さんの手仕事は、なかなか同じ仕事をする職人さん同士で共有する場が少ないのが現状です。
アート・宙では、少しでも職人さんそれぞれが持つ素晴らしい技術を、お互いに共有してレベルアップしていく場を作りたい!という想いから、定期的に職人さん同士が交流・情報交換できる「分科会」と呼ばれる勉強会を開催しています。
■分科会ではどんなことをやっているの?
基礎設備・木材・外構など、テーマごとに関係する職人さんや業者さんが集まる分科会。
日中の仕事が終わったあとに、情報交換をしあう場所となっています。
例えば、昔の家づくりでは、同じ場所を作る場合でも、大工さんごとに現場の収め方が少しずつ違っていました。分科会では、職人さん同士で「ここはこうしたほうが、後々メンテがしやすいよ」などより良い施工の工夫を共有しています。お互いの現場の進め方を知ることで、施工の品質も上げることができるのです。
アート・宙自慢の腕の良い職人さんたちがいなければ、作れない本物の木を使った家づくり。
ぜひ、これから家を建てるなら、こうした職人さんたちの技と工夫が息づく住まいを選んでみてはいかがでしょうか?
◎アート・宙 イベント情報
https://www.artsora.com/jeengross/event/