この2~3ヶ月に渡る、梅雨や台風の時期。
特に今年は線状降水帯が多発して、各地に大雨を降らせましたね。
そんなジメジメした日本特有の夏、洗濯への困りごとはありませんか?
今回は、洗濯にフォーカスをあて「ランドリールームのある家」をご紹介したいと思います。
■ランドリールームのメリット
お風呂や洗面室、トイレとは違い、ランドリールームは必ずしも必要なスペースではありません。実際、洗面室や脱衣室を広めに取り、洗濯機を置くというお家も少なくありません。
ランドリールームを持つかどうかは、洗った洗濯物をそのまま室内干ししたり、乾いたら畳んでしまったりする一連作業をその場所で行うかどうかで決まります。
「絶対天日干ししたい!」というお客様にとっては、ランドリールームは不要でしょう。
共働きで日中に留守にすることが多いご家庭では、洗濯にかける時間を短縮でき、外出先で空模様を気にするというようなストレスもありません。
■木の家だからこそ
ランドリールームを検討する上でいちばん心配なのは、部屋干しの臭いや乾き具合。
天日干しに比べれば、確かに室内は洗濯には向きません。
ですが、アート・宙のように、無垢材や珪藻土など調湿効果のある自然素材を100%駆使して家づくりを行えば、室内干しに適した環境をつくることがでます。湿気の多い時期以外にも、外干しでは懸念される問題があります。
それは、「花粉」。春にはスギやヒノキ、秋にはイネなど、花粉に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。室内で洗濯作業のすべてが済むなら、花粉に対する心配もありません。
■ランドリールームのつくり方
洗濯の一連の作業をすべて行う単独のランドリールームであれば、3~4畳をおすすめします。乾燥機を活用され、脱衣室兼ランドリーリームの場合は、2~3畳ほど。ランドリールームからは外へ出られるようにして、外干しもできる動線もつくっておくと便利です。
また、階段を上がった2階のホールも干す場所として活用できるので、ランドリースペース自体はコンパクトにする方もいらっしゃいます。
間取りでは、洗面室と浴室に並んでつくる方も多いですが、炊事作業の延長での動きやすさを求める方は、キッチン横につくると家事効率がとても良くておすすめです。
■洗濯物干しの番外編
洗濯だけでなく多様な用途を踏まえ、サンルームを設ける方法もあります。
悪天候のときだけ洗濯物を干したり、普段は植物を育てるなどの趣味に使ったり、キッチンなどには置きたくないごみを置いておいたり。サンルームなら、洗濯物干し以外にも様々な使い方ができます。比較的安価で、後付けできるのもメリットです。
気候変動が著しい近年。天気に左右される洗濯は困りますね。また、電気代やガス代の高騰も悩みの種。十分な広さのランドリールームがあれば、乾燥機を使うための光熱費もかかりません。自然素材にこだわるアート・宙だからこそ、毎日の洗濯が少しでも楽になるランドリールームのご提案もお任せください!