一気に冷え込み、冬の訪れを感じる日々となりましたね。
この時期家づくりを考えられるお客様は、暖かさを求め薪ストーブの設置を検討される方も多く、今回はアート・宙の家づくりから、そうした薪ストーブの活用事例をご紹介してみたいと思います。
■薪ストーブ入門
アート・宙ではこれまで425軒の家づくりの携わり、そのうち3割ほどのオーナー様が薪ストーブを導入されました。
もともと薪ストーブのある暮らしに憧れや関心のあった方もいれば、当社の展示場やモデルハウスの見学にお越しになって、実際のストーブを体感されたことがきっかけになった方もいらっしゃいます。
ストーブの中で焼き芋を焼いたり、鉄板上でお湯を沸かしたり調理をしたりするのを楽しみにされるお客様もいらっしゃり、ただの暖房ではなく、食生活を楽しむアイテムにもなります。
薪ストーブは、まずは実際に見て体感していただくと、利用するイメージがわきやすいのでおすすめです。薪ストーブを設置しているアート・宙の展示場が2箇所ありますので、お気軽にご来場ください。
■薪ストーブのメリットとデメリット
薪ストーブは、エアコンなど表面的な温かさをもたらす暖房とは違い、遠赤外線効果で身体の芯まで温まります。もちろんエアコンや電気ストーブといった暖房器具の使用は不要なので、その分電気代もかかりません。
また、北欧などから輸入されたストーブは、見た目もおしゃれでインテリアの1つとして考えられる方も多いようです。
薪ストーブの設置には費用がかかり、本体・煙突・床や壁のタイル貼りなどで150~200万円ほど。本体だけでも70~100万円はかかります。
また、薪を購入しなければならない場合は、設置後も継続的な出費になります。
長持ちさせるためにも煙突掃除などのメンテナンスも2~3年に1度ほど必要になるので、設置には計画的な予算組が必要です。
■建替えした新居に設置した薪ストーブ
建て替えをなさったあるオーナー様。
「焼き芋をしたい」「専用の椅子に座って炎を眺めたい」など、具体的なイメージを持ち強く熱望され、新居に設置した素敵な薪ストーブ。
その燃料となる薪は、なんと取り壊した家の廃材です。薪を取るために、お施主様自らが古い家の解体をなさいました。資源を上手に活用し夢を叶えた、印象深い家づくりでした。
■DIYでコストカットの薪ストーブ
こちらのお家のオーナー様は、ご自身で間取りを考えられるほどこだわりのある方で、ストーブもご自身で探し、購入されました。新居の完成後、オーナー様ご自身でストーブの設置工事も行ったという事例もあります。
火や熱をもつ薪ストーブのセルフ工事は、安全面とアフターケアの面から、事前に施工会社にご相談の上、行うことをおすすめします。
これからますます寒さが厳しくなる季節。
アート・宙では、オーナー様を薪割会へご招待し、端材を薪として提供するなど、設置後もそのフォローやお手伝いを行っています。
ご興味のある方はぜひ、当社展示場へ足を運び、薪ストーブを体感ください。
その上で、設置までの手順やかかる費用などお気軽にご相談くださいませ。