何か新しいことを始めたくなる新年。
「今年は家づくりを始めたい!」と考え方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
家づくりと言っても、近ごろは新築だけでなく、リノベーションで新しい暮らしを手に入れられる方も少なくありません。
今回は「リノベーションで手に入れる新たな暮らし」をテーマに、アート・宙の最新リノベーション事例をご紹介いたします。
■空き家問題
全国的に話題になる「空き家」問題。総務省の土地統計調査によれば、2023年は848万9千戸で、この20年間で1.5倍に増加しているそうです。
三重県の空き家率は全国21位で、県全体の15%を占めます。
地方創生の一環で、移住者を優遇するような制度もあり、近年はその空き家や古民家を再生利用する動きが広まっていますね。
アート・宙へのリノベーション依頼も、これまでと少し変わってきています。
■生まれ変わった古民家で暮らす子育て世代
持ち家率70%の三重県では、リノベーションと言えばこれまで、親御さんから土地や家を譲り受けたり、または同じ敷地に増築したりすることが多かったのですが、昨年はまた違ったお客様とのご縁がありました。
お子さんが産まれる、若いご夫婦が買われた築46年の中古物件のリノベーションです。
門構えやお庭のノスタルジックな和の雰囲気はそのままに、室内をシンプルモダンに仕上げました。
瓦屋根や玄関までの石畳と昔ながらの縁側がどこか懐かしい外観と、スタイリッシュなシステムキッチンや、一枚板と網代天井に新鮮さを覚えるお洒落なトイレが、新旧上手に融合したお家です。
温もりの木の家で、お子さんも健やかに育つことでしょう。
■リノベの注意点
イチから建てるわけではなく、もともとあるものを生かしてつくるリノベーションは、新築より安く済むと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではないこともあります。
必要なものは残しつつ、取り壊しながらつくるリノベーションは、一気に取り壊すのとは違い、時間がかかります。壊せない大事な部分は手作業にもなりますし、職人たちにも丁寧な作業が求められるので、新築と同じくらい費用も施工期間も要するのです。
住宅ローンなど資金計画はやはり、新築同様しっかりとご提案させていただきます。
新築とリノベーションに違いがあるとすれば、「家族の想い入れ」の部分でしょう。家づくりへの期待や希望に加え、リノベーションには受け継ぐものがあります。そこにはドラマやストーリーがあり、大切に守りたい何かがあります。
手間暇かかるリノベーション。
他社にはできなくても、アート・宙にはできることがあります。
2024年、家づくりをリノベーションでお考えの方も、ぜひアート・宙へご相談にいらっしゃってください。