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こだわりの三重県熊野産無垢材、使い道のあれこれ
4月23日(火) official

こだわりの三重県熊野産無垢材、使い道のあれこれ

アート・宙が、県産材にこだわって家づくりをしていることは、予てから何度もお伝えしてきましたが、木材にも様々な種類があり、使う場所によって使い分けをしています。

 

今回は木材の種類や特徴、家づくりにおける使い道のあれこれをお伝えしていたいと思います。

 

 

創業61年、熊野市の株式会社nojimoku
アート・宙で使用する無垢材は、主に熊野市にある野地木材様の製材です。
当社のInstagram等SNSにも最近よく登場するあの製材会社様で、nojimokuの会長と当社会長・石田がこのアート・宙を設立して以来、20年以上のお付き合いになります。

 

家づくりへの考えや理念、お客様へ提供するモノの価値観に意気投合。三重の風土に合った快適な家をつくりたいという当社の想いに共感し、日頃から支えていただいている会社様です。当社の決める規定に則り、その一定レベルをクリアした良質な無垢材を、野地木材様にご用意いただいています。

 

 

三重県と木材
三重県は主にスギやヒノキの林業地で、日本三大人工美林のひとつ尾鷲地域は、主にヒノキの産地として有名で、尾鷲ヒノキは強靭性が高いと評判です。
一方、スギで有名なのは飯高地域。国内有数の優良材の産地とされ、昭和初期までそれで樽丸が作られたりもしていました。
松坂市には日本初の国産材コンビナート「ウッドピア松坂」が設立され、三重県は国産材へのブランド意識が強く、木の文化が根付いた地域とも言えます。

 

 

広葉樹と針葉樹
三重県で育つスギやヒノキは針葉樹にあたります。
ケヤキやブナ、カエデにサクラといった木は広葉樹です。英語で針葉樹を「ソフトウッド」、広葉樹を「ハードウッド」と呼ばれるように、種類によってその木の硬さが違います。
また、針葉樹は幹が真っ直ぐ伸びているのに対し、広葉樹は太く曲がっていることも多いので、針葉樹の方が製材のし易さはあるでしょう。
それらの特徴から、当社でも柱や梁はスギやヒノキなどの針葉樹、家具や建具に広葉樹を使うことが多いのです。日本の森林は、50%以上が広葉樹と言われていますので、スギやヒノキをふんだんに使って木の家が建てられるのは、とても貴重なことですね。

 

 

雰囲気・風合いを演出する木材
床材には部屋の雰囲気に合わせ、ウォールナット材を使うこともあります。世界三大銘木のひとつで、耐久性に優れ、落ち着いたその色合いが家の足元にぴったりです。
また、当社特有のむき出しにしたデザインの梁には、製材したものではなく、輪郭そのままの天然スギなどを銘木店から仕入れ、使用することもあります。唯一無二の梁は、その家のシンボル的な存在となり、重厚感も出るのでお勧めです。

 

 

アート・宙がなぜ三重県産材にこだわるのか、三重の木がどのように優れ素晴らしい資材なのか、お分かりいただけましたか。良い木材で良い家をつくれば、当然費用もそれなりにかかります。けれど、三重県でその後何十年と暮らす家ですから、その土地の風土に合った木材を使うことで、長持ちし無駄なメンテナンスも必要なくなり、結果的にお客様にとって末永く暮らしやすい家となります。
こだわりの無垢材で家を建てたいという方は、ぜひ私たちにお任せください!

WROTE BYこの記事を書いたスタッフ

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