家づくりの総額の内訳
目次
諸費用はどれくらい?
マイホームの建築費用の内訳を考えると…
建物の本体工事
本体工事に含まれているものは、会社によって多少異なりますので、確認が必要です。
別途工事
状況やご要望により、工事の有無や金額が大きく異なります。解体、地盤改良、浄化槽・上下水道の引込、冷暖房・カーテン・ウッドデッキや外部物干しなど…外構工事もここに含まれます。
諸費用
他には、地鎮祭などの祭事での出費、家が完成してからの引っ越し費用や家具・家電の購入費、また、税金などが別途必要となります。
こういったすべてを含んで、総額は考えていかないと、いざとなった時に、500万、600万足りないということになりかねません。
家を建築するにあたって、一般的に必要となる費用についてです。
契約書貼付印紙代
契約書は印紙を貼る必要がある為、その印紙代です。
登記費用
家づくりで関わってくる登記としては、家を建てた人全てが関わってくるものが2つあります。
建物表題と所有権保存の登記です。
建物表題…どこにどんな建物が建っているかを示す
所有権保存…建物が誰のものであるかを示す
他にも、「所有権移転」「抵当権設定」「建物の滅失」「所有権登記名義人表示」等があり、状況に合わせて行います。
それらの必要な登記を、土地家屋調査士さんや司法書士さんに依頼する費用を指します。
敷地測量費用
正確な、敷地の大きさ、道路や隣地との高低差、周辺状況等は、役所への申請内容や建築をしていくにあたり必要になってきますので、しっかりと測量する必要があります。
確認申請・完了検査費用
家を建てる際には、役所に「こういう家を建てます」という建築確認申請を提出し、申請が通った内容で、建築して、完成したら「申請通りのものが建築されている」ことを役所に確認してもらうことが必要です。
そのための、手続きや申請費用、書類作成などの費用を指します。
水道分担金・下水道受益者負担金
上下水道が敷地内に引込まれていない場合、新しく引き込むのに一度だけ必要な納付金です。地域によって金額は異なります。(工事費とは別途必要です)
仲介手数料
土地や中古住宅の売買において、不動産屋さんが仲介に入っている場合に必要な費用です。
金額は決まっていて、「売買価格の3%に6万円をプラスして消費税を掛けた」金額です。
次に、住宅ローンを組んだ場合にかかってくる融資手数料についてです。
金融機関や借入者の条件によって、金額や内容は異なります。
保証料
昔は身内などがなっていた「保証人」の役割、払えなくなったときに代わりに支払う保証会社への保証金です。ただ、保証会社が肩代わりするだけでローンがなくなるのではありませんのでご注意を。
事務手数料
銀行への住宅ローンに関わる手続きの手数料です。
印紙代
銀行とも、住宅ローンについて「契約」をします。その時に必要な印紙代です。
火災保険
火災保険は、住宅ローンの有無に関わらず、入ることをお勧めしますが、住宅ローンを組む場合は、必ず入る必要があります。原則として、住宅ローンを借りている期間は必ずです。
しかしながら、2015年からは最長10年間しかかけられなくなったので、適宜更新する必要があります。
こちらも、かけ方、かける内容、かける年数・金額などで、ピンからキリまでありますので、金額はさまざまです。