6月に入り、いよいよ梅雨の時期を迎えます。
梅雨が過ぎても今度は台風と、じめじめして除湿器が欠かせない季節が続きます。
窓や床が結露したり、布団や衣類が湿ったり、気温は高くてむしむしして、とても過ごしにくいですよね。
でも、安心してください!アート・宙が手がける無垢の木の家は、湿気にこそ、その優れた力を発揮する最強の家なのです。
今回はその湿気に強い当社の家づくりの秘訣をご紹介したいと思います。
■無垢の木の持つ自然の力
無垢材には調湿効果があり、暑く湿度の高い季節には吸湿し、寒く乾燥する季節には湿気を放出するという、まさに加湿除湿の万能な自然の力を備えています。
一体どれほどの吸湿性があると思いますか?
なんと、柱1本あたり最大500mlほどだといいます。ビール中瓶ほどの量です。当社はすべて三重県産の無垢の木を使用していますので、家そのものが除湿器というわけです。
樹種によってもその調湿能力には違いがあり、比重の大きな広葉樹よりも、比重の小さい針葉樹の方が調湿効果は長けているそうです。そのため、針葉樹であるスギやヒノキは吸湿力が高いと言えます。
■無垢の木同様の性質を持つ珪藻土
バスマットなどに用いられ、珪藻土はすでに私たちの暮らしで一般的な素材ですが、家づくりでは壁材としてよく使われます。当社の場合、ビニールクロスは一切使用していないため、この珪藻土の壁自体が呼吸して調湿していることになります。
珪藻土は、無垢材同様、吸湿と加湿の性質を持ちます。湿度が70%以上になると吸湿し、40%以下になると放湿すると言われています。調湿だけでなく断熱性にも優れ、脱臭効果もあるので、珪藻土も非常に万能です。
■無垢の木と珪藻土の最強コンビで快適な暮らし
調湿効果に優れた家の魅力は、体感として快適に過ごせるだけではありません。雨の日の洗濯物の悩みも解消されます。外干しできず洗濯物が溜まってしまったり、室内に干しの乾きにくさや生乾き臭が気になってしまったり、様々な洗濯物のストレスが軽減されます。
更に、当社の家づくりの特徴でもあるLDKの高い吹き抜けと天井のシーリングファンによる空気循環が無垢の木と珪藻土の働きをより効果的にし、電気代を抑え省エネにもつながります。
除湿や加湿、暖房冷房、省エネを謳う高性能家電もたくさんありますが、私たちが健康で快適に暮らすためには、人工的なものではなく自然素材やその仕組みを上手に生かした家が最適であり最良です。
アート・宙のエアパス工法や、無垢材や珪藻土、さらには冬場の薪ストーブなども、自然のモノやしくみを生かした家づくりの一環です。
暮らす空間そのものが、自然のエアコンとなれるような住まい。それが私たちの手掛ける家なのです。