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言われてみれば確かに!と思う、「アレ」が「コレ」なワケ
6月25日(火) official

言われてみれば確かに!と思う、「アレ」が「コレ」なワケ

アート・宙の完成見学会や、ホームページやSNSの施工事例をよく見ていただくと、もちろん1軒1軒間取りやデザインはそれぞれ違いますが、「アレがこうなっている!」という、いくつかの共通点があることにお気づきになるはずです。

 

今回のブログでは、そんな、よく見ると気が付く、お客様の暮らしがより快適になる家づくりのポイントをご紹介いたします!

 

 

■空間を閉鎖しないシューズクローゼット
玄関にご注目ください。
シューズクローゼットのあるお家では、玄関と収納空間の間には扉と開閉のためのレールがあるだけで、天井まで壁で仕切ることをしていません。

 

これには、開放感を演出する以外にも理由があります。
玄関に設置した窓から収納部への風通しを良くすること。窓がない場合でも、当社の家づくりには、珪藻土や漆喰といった塗り壁や珪藻土クロスを使用していますので、収納部まで吸湿効果を得ることができます。

 

 

■上吊りの引き扉
引き戸を設置する場合、10年ほど前までは床のレール式が主でしたが、現在は上吊り引き戸を採用することが多くなりました。
上吊り引き戸の良さは、開け閉めを楽に行うことができ、音が静かであること。そして、最後閉め切る時に自動でゆっくりと静かに閉まるタイプは、小さなお子様がいらっしゃるお家でも指を挟むなどの心配がなく安心であること。
また、床部分のレールが無いことで、床に溝や凹凸が無く掃除しやすいというメリットがあります。

 

 

■昔ながらの床下収納
ひと昔前の家なら台所あたりにあったであろう、床下収納。漬けた梅干しやぬか漬けなどを保存していませんでしたか?
当社の建てた家にも、その床下収納の扉を見つけることができるはずです。
しかし、それは床下収納ではなく、実は点検口なのです。これは法令で義務付けられているものなので、必ず設置が必要です。

 

ただし、点検しない時にはずっと閉じっぱなしの戸(蓋)です。どうせ設置するからには、ちょっとした収納にもなっていれば、何かと便利。普段はほとんど使わないような、でも常備しておいた方が良いもの……災害時の備蓄品や防災バッグなどを収納しておくのがおすすめです。

 

当社の場合は、よく見ていただくと洗面・脱衣スペースの床であることが多いのですが、どうしても戸の枠や縁に凹凸が生まれ、足元にわずかながら引っかかりが感じられるため、生活の中で極力気にならない場所を選んでいるからです。

 

 

視界から隠れた部分や、言われなければ気にも留めずに当たり前にそこに存在しているようなものが、実はお客様の暮らしをより快適にするための小さな工夫や配慮であったことを知っていただけたでしょうか。
当たり前すぎる箇所が不便だと、それは日常のストレスになります。私たちは、三重の無垢の木や国産の自然素材を使うだけでなく、お客様の暮らしが快適であり続けるよう、これからも細部に渡り、ベストな在り方を追求していきます。

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