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無垢の木でつくりあげる、飽きのこない和モダンの家
8月13日(火) official

無垢の木でつくりあげる、飽きのこない和モダンの家

木の家づくりを望まれるお客様には、和の要素を生かしながら、現代的でスタイリッシュな洋風の要素を合わせ持つ和モダンなデザインを好まれる方がいらっしゃり、アート・宙でもこれまでいくつか手がけてきました。

今回は、木を生かし、流行り廃りに左右されず飽きのこない和モダンの家づくりを紹介してみたいと思います。

和モダンデザインの特徴

「和モダン」とは、日本の伝統的な和の雰囲気と、現代的で洋風な雰囲気を融合させた、落ち着きを感じつつ、シンプルで機能的なデザインです。

それを演出するには、素材と色選び、そして間接照明の生かし方がポイントになります。

無垢の木や竹、珪藻土、畳や和紙など、天然素材をベースに、アースカラーと言われる大地や植物など自然物をイメージするような色使いを用います。

配置する家具は、高さがあまりないロータイプにし、視界の見通しを良くし開放感を得ます。

また、和モダンを象徴する特徴は直線的なデザインとも言われるので、家具はスクエアフォルムを中心にし、部屋全体に凹凸があまりないすっきりとした状態が望ましいとされます。

好みにもよりますが、和と洋の理想バランスは7:3とし和の印象強めにすると、年代問わず、ほどよく落ち着いた都会的な家に仕上がります。

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和モダンでやりがちな失敗

和モダンをデザインしようとよくやりがちなのが、和室に洋風家具を置くこと。

特にデザイン性の高い家具など、単体ではどんなに素敵でも、組み合わせによってはアンバランスになりがち。既製品では、イメージする和モダンはなかなか仕上げられません。

当社では、建具や造作家具まで熊野材を使用していますが、その時木目を統一することで、空間としてのまとまりが生まれます。

けれど木の家がどんなに好きでも、使いすぎればログハウスのような印象が強くなってしまいます。また、使う木材の種類によって、色艶が違い印象は大きく変わります。

和モダンは、壁や床、天井に柱、建具と家具…といった、家全体のトータルテイストで考えたいものです。</span

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アート・宙の和モダン

当社では、「和モダン」を意図的にデザインするというより、無垢の木を使用した家づくりをベースにお施主様のご要望を叶えた結果、和モダンテイストに仕上がったという事例がいくつかあります。

スケルトンの鉄骨階段や、大きな窓越しに見える中庭。

落ち着いて柔らかい雰囲気の白壁と無垢材の床や柱や梁に、無機質さを感じるキッチンやアイアンの手すりなどが融合し、スタイリッシュな印象に変えます。

また、和モダンの中にも、「ジャパニーズモダン」と言われるスタイルがあり、こちらのお家はその象徴でしょう。伝統工芸や素材を生かし、日本の伝統美や粋な渋さを演出したスタイルです。

近年サステナブルも相まって、建築にしてもインテリアにしても、自然素材を使い機能性と快適性を重視したデザインがトレンドです。和モダンは、老若男女問わず好まれやすく、流行り廃りにも影響を受けにくいデザインなので、何十年と暮らす家には飽きもなくお薦めです。

アート・宙の展示場や見学会に足をお運びいただき、ぜひ三重県産材を使った和モダンをご覧になってみてください。

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