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代表・小椋と考える、時代が求める「木の家づくり」とその可能性
10月8日(火) official

代表・小椋と考える、時代が求める「木の家づくり」とその可能性

 

こんにちは。

三重県材100%を使用した「木の家づくり」を手掛ける、アート・宙の小椋です。

 

先日、大手コンビニチェーン店のセブン-イレブン・ジャパンが、地元産の木材を使用した木造コンビニを初開業したというニュースで話題になりました。福岡の店舗で、その7割に九州産材が用いられ、躯体だけでなく内装材にもふんだんに使われているそうです。

三重県産材100%の家づくりを行う当社に通じた話題で、関心を持ってこの話題を拝見しました。

なぜ今こうして地元材を使った建築が注目を浴びているのか、一緒に考えてみましょう。

国産材への意識の高まり

「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロを目指す」と政府が掲げたカーボンニュートラルの宣言。

温室効果ガスの「排出量」と、植林や森林管理によるの「吸収量」のバランスが重要となるため、建築・建設業界では、輸入材の価格高騰の影響も相まって、国産木材に目が向けられるようになりました。

木は成長し10~20年がCO²の吸収量が最も多く、樹齢とともにそれは減少します。例えば樹齢50年のスギは、樹齢10~20年のスギに比べれば、CO²吸収量は半分以下になると言われます。

つまり、たくさん木が生えているからといって、温室効果ガスが効果的に吸収されているわけではないため、山や森林は伐採や植林をバランスよく行い管理しなければならないのです。

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三重県産材でつくる家の魅力

木を切って使うことも、環境保護の一環です。

創業以来、「暮らしと人生を豊かにする、心地よい家」をモットーに、お客様に家づくりのご提案をしている当社は、三重県産の無垢の木を使用することで、風土に合ったお家を実現しています。その土地で育った木だからこそ、環境やその時どきの季節に馴染み、まるでその土地の自然の中に一体化するような暮らしができるのです。

当社のお客様からは、「木の雰囲気や香りが好き」「木に暖かみを感じる」「産地が分かっているから安心」「地域や社会に貢献できる」といったお声をよくいただいております。

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無垢の木の力

木材を使うメリットとして、次のようなことが挙げられます。

まず、加工しやすく造作もしやすいため、幅広くこだわりの家をつくることができます。

キズがついても直して使うこともできるため、メンテナンス性に優れます。

そして、経年劣化し日焼けしても、その木の持ち味として風合いになりますし、年輪もまた個性です。木だからこそ、唯一無二のお家になります。

また、無垢材は調湿効果が高いので、湿度の高い夏や、乾燥の冬といった日本の気候に、季節ごと順応します。

針葉樹、広葉樹、木の種類によって硬さや柔らかさの性質が異なり、適材適所に木材は用いますが、例えばスギ材は抗菌作用があり、木材使用が心配される水廻りでも、腐りにくく衛生に保ってくれます。

このように、今、木の家づくりは、国や世界が掲げる環境保全に貢献しながら、お客様の住まいや暮らしを快適に維持します。

木造コンビニに留まらず、近い将来木造ビルディングの建設なども実現するかもしれません。建築建設業界において、木材が秘める可能性は大きいと期待しています。

これから三重県で家づくりをお考えの方は、ぜひ当社の展示場で、三重県産材100%の木の家をその目で確かめにいらっしゃってください!

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