1. トップページ
  2. スタッフブログ
  3. 年中快適なパッシブデザイン住宅—自然と共存するエアパス工法

スタッフブログ

カテゴリ表示
年中快適なパッシブデザイン住宅—自然と共存するエアパス工法
12月24日(火) official NEW

年中快適なパッシブデザイン住宅—自然と共存するエアパス工法

慌ただしい年の瀬、みなさんはどのようにお過ごしのことでしょう。
この2024年は、大谷翔平選手の50-50、パリ五輪に新紙幣の発行など、さまざまなことがありましたが、読売新聞が発表した「読者が選んだ日本10大ニュース」の1位は、やはり、1月1日に起きた石川県能登半島地震でした。

大きな震災があるたびに、人々の丈夫で快適な家づくりへの関心が高まります。
アート・宙の2024年最後のブログは、当社の家づくりの特徴「パッシブデザイン住宅」についてお話したいと思います。

パッシブデザイン住宅とは

「パッシブ」とは本来「アクティブ」の逆の意味の言葉で、受動的で消極的であることを意味しますが、パッシブデザインというのは、太陽光や風、熱など自然エネルギーを活用する設計手法で、省エネ生活が実現し、地球環境へも配慮している手法と言えます。

当社では、「適度な湿度」「きれいな空気環境」「安心安全な素材」の3点を特徴としたパッシブデザイン住宅です。

空気循環の調整によるエアパス工法

当社のパッシブデザイン住宅の最大の特徴であるエアパス工法は、床下と小屋に設けられた換気口と、壁内の通気層を使い、空気循環を行うものです。これは壁内結露を防ぐ工夫もなされていて、長寿妙な家になります。

夏は換気口を開け、床下から新鮮な空気を引き上げ涼しくし、暖められた空気は小屋から放出します。冬は換気口を閉め、暖められた空気を小屋や壁内に循環させ、家全体を暖めます。エアパスダンパーには逆止弁がついた構造になっているので、下降気流を通しません。

床換気口は直接手で、小屋換気口は室内に設置したワイヤーを手動で操作して開封するため、機械などのように壊れたりせず、ランニングコストやメンテナンスコストもかからないのもメリットです。

こだわりの素材

エアパス工法は、衣替えするように季節ごと壁内の空気の流れを変え、人工的に無理をして冷やしたり暖めたりするものではなく、自然を最大限に活用する仕組みですが、それは家づくりに使用する素材にも同じことが言えます。

三重で暮らしやすい家をつくるには、三重の風土で成長した無垢材を使用するのが最適です。木にはもともと湿気の吸収性や放出性にすぐれた性質が備えられていますが、どんな場所で育ったか、産地の違いによっても、その程度や特徴は異なると言われます。
当社の木材は三重県産材100%にこだわっているので、限りなく自然に近い形での家づくりが実現しています。

アレルギーや喘息に悩まされるお子さん、浴室やトイレの寒さが堪えるご高齢の方、エアコンや暖房の直接的な風が苦手なお母さん、毎日元気に仕事できるよう健康に気遣うお父さん。アート・宙のパッシブデザイン住宅は、そうしたあらゆる方の課題や問題を解決してくれる魔法のようなお家です。
当社の展示場に足をお運びいただき、実際のエアパス工法を体感してみてはいかがでしょうか。

WROTE BYこの記事を書いたスタッフ

official

コラム

official
スタッフブログ一覧に戻る

RELATED関連記事