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柱や梁には耐久性に優れた「芯持ち材」を使っています
4月27日(水) official

柱や梁には耐久性に優れた「芯持ち材」を使っています

1本の丸太の中でも、芯に近いほど目が細かく詰まっていて、耐久性があります。
だから、アート・宙が柱や梁といった構造材に使うのは、木の中心部を含む木材だけです。
もちろん、年輪がきめ細やかでまっすぐに伸びた熊野産の木を製材したものです。

 

 

芯持ち材と芯去り材
丸太の中心、つまり年輪の中心部を含む木材を「芯持ち材(しんもちざい)」と呼びます。
中心部を含まないものは「芯去り材(しんさりざい)」と言います。

 

1本の木から1本だけ取れる芯持ち材
どんなに太い木であっても、よほどの高さがある巨木でない限り、芯持ち材は1本しか取れません。
それでも、昔から構造材には強さのある芯持ち材が使われてきました。

芯持ち材が柱や梁に使われるのは、「赤身」がもたらす耐久性の高さも理由です。
赤身は、スギやヒノキなどの中心部にある色の濃い部分のことです。
樹脂を多く含み、水分が少ないため腐りにくく、丈夫で燃えにくいという特性があります。

 

 

芯持ち材は神社仏閣を支えています
建物の寿命が長い神社仏閣には、必ずと言ってよいほど芯持ち材が使われています。
例えば法隆寺では、目の詰まった大木を四つ割りにした柱などもありますが、五重塔の心柱などの重要部分にはヒノキの芯持ち材が用いられ、1300年以上にわたって建物を支え続けています。

 

太さのある輸入材からは芯去り材を取れますが…
海外には国産と比べて成長が早い木があり、住宅の材料として日本にも輸入されています。
樹齢が経っていなくても木の太さがあるため、柱に使えるサイズの芯去り材を切り出すことができます。
目の詰まっていない木から取られた芯去り材が、柱や梁に使われているとしたら、「強度は大丈夫なのかな」と心配になるお気持ちもわかります。

 

木のことなら、お気軽にお尋ねください
アート・宙では、油分を多く含み、柔軟性に富む強靭な熊野産のスギやヒノキを構造材に使っています。
アート・宙の木材について関心をお持ちの方は、見学会などでお気軽にお尋ねください。

 

◎アート・宙 モデルハウス
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◎100%熊野産の木材を使った家づくり
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