「マイホームが完成して一週間ほど経ったとき。我が子の妊娠がわかったんです」とニコニコ顔で話すO様夫婦。明るくて穏やかな二人の人柄からか、O様邸はいつも賑やかです。
お互いの実家からご両親が孫の顔を見に訪れたり、気心の知れた友達がわいわいと集まったり。夕ご飯の食卓を、近くに暮らすご両親と楽しむことも多いそう。
小さな命が生まれて、ますます賑やかになったO様のマイホームは、木の温もりがそこかしこに感じられる家。「吹き抜け天井のリビングに寝転ぶと、2階の窓から見える青空が見え、ぼーっと雲が流れていくのを眺めるのも夫婦のお気に入りの過ごし方なんですよ」と奥様。
家族や友人がわいわいと集まる日には、みんなが思い思いの場所でくつろいだり、会話を楽しんだりしているのを、少し離れたキッチンから見るのも好きなおうち時間です。「おもてなしの料理をたくさん作りたい日にも、キッチンが広くなり食事の支度が楽しくなったんです」と嬉しそう。
「アットホームな温もりを感じられるのは、きっとこの家を作ってくれた人たちもアットホームで素敵な人たちだったから」と話すO様にとって、家づくりは特別な思い出が詰まった時間でもありました。
毎日のように現場に足を運び、大工さんや左官屋さんと言葉を交わす中で、触れた職人技に感動。目の前で少しずつ出来上がる職人の手仕事に終始ワクワクしっぱなしだったそう。完成前のお盆休みシーズンには、趣味のキャンプで使う椅子を大工さんに教わりながら廃材を使ってDIY。「初心者だから、出来上がりはガタガタですが、それはそれで味になっているかなと」
二人にとって、これからのマイホームライフはやってみたいことがたくさん。「夏には庭でバーベキューをもっとしたいし、大きめに作ってもらったシューズクロークにはコツコツとキャンプ道具を集めて並べたい。子どもが産まれた今、また新しい家の楽しみ方ができそうだね、と想像するだけでもワクワクしています」
家を建てたきっかけ
――ご主人
入籍、結婚式、新婚旅行……とイベントごとが一通り終わって「そろそろマイホームかな」と自然と考えるようになりました。
アパートの家賃をずっと払っているのは、もったいないと思ったのもきっかけの一つです。
アート・宙に家づくりを依頼した理由
――奥様
新婚旅行から帰ってきて、2ヶ月ほど経った頃。少しずつ土地探しを始めていました。そんなとき、職場の先輩の家に遊びに行ったのが、アート・宙との出会い。アート・宙が建てた先輩の家は、足を踏み入れた瞬間鳥肌が立つくらい素敵な家で……。「家を建てるなら絶対ここがいい!」と主人を説得しました。
断熱性など機能面にこだわっていた主人も、アート・宙なら良さそうだね!と納得できたのもアート・宙にお願いした決め手です。
こだわったところ
間取りは色々と考えましたが、一貫していたのは「みんなが集まれる家」。
LDKと和室が、全部一つの空間になっていて、そこにみんなが集まる光景が理想でした。
お気に入りの場所
――ご主人
旅館みたいなところ、でしょうか。旅館のようにくつろげて、それでいて自分達の好きなデザインが詰まっている。マイホームができてからは、旅先で旅館に泊まるより「家で過ごしていた方がいいな」と感じるようになりました。
――奥様
開放感があるところと、わいわいと家で過ごす家族や友人をおもてなしできるところです。小学校まで習っていた和太鼓でお世話になった人が、なんとアート・宙の建具職人さんで。階段とつながるテレビボードや本棚など、我が家の家具で買ったのは椅子くらい。家具もとても気に入っています。
ちなみに、ダイニングテーブルも、アート・宙さんに一枚板から選ばせてもらい、オリジナルのテーブルです。
アート・宙でよかったな、と思うこと
家づくりって悩むことの連続。今だからこそ言えますが、夫婦喧嘩もたくさんしました(笑)
そんな中、無事に家が完成したのは、アート・宙さんが色々な提案をしてくれたから。「こんなふうにできるんだ!」と教えてもらえたから、迷いながらも理想の家ができたのかなと思っています。
三重県で育った木を使っているのも「良いなあ」といつも感じるところです。壁にも珪藻土を使っているので、焼き肉をした翌日の朝も、匂いが気になることがありません。家の空気のきれいさも、アート・宙にお願いしてよかったと思うことの一つです。
▼アート・宙で家づくりをしたオーナー様の暮らしをご紹介
暮らしのひとコマ