ある漫画の一節に、「健康とお金があれば大体の人は幸せを感じられる」と書かれているページがあります。毎日の暮らしを、なんの心配なく過ごすためには、健康であること、そしてお金に困らないこと。この2つだという考えには、賛否両論あるかもしれませんが、間違いなく言えるのは、健康もお金もあった方がいいということ。
アート・宙では1日の中でも過ごす時間が長い家こそ、健康を作るとまでは言わなくても、健康を考えた家づくりをしたいと思っています。
■健やかな日々を支える住まいの工夫
健やかに毎日を過ごしていただくために私たちが住まいづくりで取り組んでいることを挙げてみると、大きく分けて次の2つが挙げられます。
・自然素材を使う
・エアパス工法で空気の流れを作る
自然素材、と一口に言ってもいろいろな素材がありますが、私たちが使っているのは無垢材、珪藻土、無垢材の仕上げに使う蜜蝋ワックスなど様々。
例えば、自然素材のいいところは、静電気が起きにくい点が挙げられます。
階段やテレビの裏側などはどうしても埃が溜まりやすい場所です。けれど、静電気が起きにくい無垢材や珪藻土の壁などを使った住まいにすることで、この埃が溜まりにくくなります。アレルギーや鼻炎の原因にもなる埃。これがなくなるだけでも、なんだか健やかに毎日を過ごせそうな気がしますよね。
また、壁に使っている珪藻土は、空気が流れる自然素材。ビニールクロスなどと違って化学物質をできるだけ使わずに仕上げられますので、化学物質による影響も最小限に抑えられます。
■エアパス工法で空気の流れを作って健やかな住まいに
健やかに暮らせる住まいを作るためには、素材だけでなく工法も大切な要素です。アート・宙で採用しているのは、壁の内側を空気が流れる仕組みにより、夏は自然な涼しさを、冬は自然な暖かさを感じられるエアパス工法。壁の内側にも空気が流れるため、断熱材や構造材に湿度がこもり、カビなどが発生することも防げます。その結果、建物が長持ちするだけでなく、空気に混じってカビなどを吸い込むリスクも減らせるのです。
もう少し、お話しすればアート・宙の収納は、押入れの内側も杉板貼りで仕上げています。
杉板は湿度を程よく吸収・放湿してくれるため、収納しているものに湿気がこもりにくく、カビなどの原因を防げます。
押し入れに座布団をしまっているお客様で、「除湿剤を入れていないのに、いつも座布団がふかふかしている」と教えてくださった方もいらっしゃいます。
いくら自然素材を使っていても、工法がそれを邪魔するのでは意味がない。
反対に、いくら工法が良くても使っている素材が悪ければ意味がない。
健康に過ごせる家づくりは、工法と素材、どちらも大切な要素です。
ずっと「健康に暮らせること」を考え続けてきたアート・宙の家づくり。ぜひ展示場で体感してみてくださいね。
◎アート・宙 イベント情報
https://www.artsora.com/jeengross/event/