アート・宙の家づくりの特徴の一つに、住まいで使われる家具も大工さんがオリジナルで作るという点があります。
例えば、リビングの収納棚やカウンター、キッチンの背面収納、洗面コーナーやトイレの収納。一つひとつの家具は、家と同じように三重県産の木を使っています。
今日は、この造作家具に関して、お話ししてみましょう。
■住まいのトーンが整う、造作家具のススメ
アート・宙の作る住まいでは、必ず大工さんたちの手仕事による造り付けの家具が取り入れられます。
スタッフの間では「家を建てるなら家具を買わなくていいように、造作家具を取り入れるのがアート・宙の家」なんて誰もが思うくらい、造作家具は私たちの家づくりにおいて、欠かせない存在です。
ちなみに私たちが作る造作家具は、主に次のようなもの。
・玄関手洗い場
・リビングの収納
・テレビボード
・キッチンカウンター
・キッチンの背面収納
・洗面所や脱衣所の収納
・洗面化粧台
・トイレ手洗い場
・トイレ収納
・玄関収納 等
造作家具のいいところはいろいろありますが、一番の魅力はやっぱり空間のデザインに統一感が生まれること。
最初からお部屋のサイズや住み手の使い勝手に合わせて設計される造作家具。
「せっかくおしゃれな空間が完成しても、なんだか家具の色味が合わなくてチグハグ」
「収納棚が場所の寸法と微妙に違って、隙間ができてしまう」
そんなもったいないことも、造作家具なら起こりません。
■素材には、調湿だけでなく抗菌作用もある熊野産のスギを
これらの造作家具に使う木材は、必ず熊野産のスギを使うようにしています。
というのも、造作家具の多くは収納家具。収納家具として、調湿性のある木材は最適な素材です。さらに、スギには抗菌作用もあることから、中に入れるものを守ってくれるというメリットも。
また、最初から家の壁などの固定しておける造作家具は、もしも地震が起きた際にも、家具の転倒のリスクも防げるのです。
見た目にも統一感が出て、収納家具としての機能性にも優れ、災害対策にもなる。
これが、私たちがアート・宙が造作家具を家づくりに取り入れる理由です。
■造作家具はどう作っているの?
どんな家具にするかは、住まいのプランニングの段階からお客さまと打ち合わせをします。
また、現場で家づくりをする大工さんたちにとっても造作家具は腕の見せ所。
先日大工さんと話していたら、「アート・宙の家は家具も作れるから面白い」なんて話してくれた職人さんもいるくらい。見た目の美しさなど技術が必要な造作家具。展示場でもこうした造作家具をじっくり堪能いただけます。ぜひ展示場に足をお運びの際には、造作家具にも注目してみてくださいね!
◎アート・宙 イベント情報
https://www.artsora.com/jeengross/event/