職人力が試される!? 和を感じる家づくり｜アート・宙のこだわり

三重県産の木材をふんだんに使ったアート・宙の家づくりは、和モダンスタイルともとても相性が良いのをご存知ですか？

引き戸や障子窓など、建具ひとつとっても、職人の高い技術力が必要になる日本の住まい。私たちが家づくりでどんなことに気を配っているのか、少しだけご紹介させていただきます。

■職人の技術力が問われる和空間

住まいのデザインやスタイルはたくさんあり、伝統的な日本家屋のスタイルに加えて、最近では北欧スタイルやアメリカンスタイルなどいろいろなデザインがありますよね。
実は、ナチュラルスタイルやモダンなデザインに空間をコーディネートする際には、壁紙の選び方や建具の選び方、色使いなどで意外と簡単に雰囲気ある空間を作れます。

一方で、和モダンや和スタイルを作る場合はそう一筋縄ではいきません。
無垢の木材や竹などの自然素材を多く使うため、素材の特性をよく知る職人たちの力が必要不可欠になります。

特に、和室には敷居や鴨居、床・壁・天井を見切る畳寄せ、廻縁、床の間、床柱や床框など、和室ならではの造作材をふんだんに用います。どれも自然素材である木材を加工して作るわけですから、現場で木材ごとの特徴を見極めながら、調整を重ねて施工していかなければいけません。

また、扉などのような建具についてもそれは同じ。
アート・宙の家づくりでは、建具も建具職人によるオリジナル。同じ仕入れ先から仕入れた木材でも、木が育った場所や乾燥の度合いなどによって、少しずつ反りが出やすい位置や木目の出方などが違います。こうした木材ごとの特徴に合わせて、建具をつくっていきます。