一般的に、皆さんが「よし!家を建てよう!」と考えるのはどんなタイミングでしょう。
結婚して家庭を持ったら?子どもが生まれたら?
二世帯で親との同居をはじめたら?貯金がある程度貯まったら?…
人によって、そのタイミングは異なることでしょう。
実際、家づくりのタイミングの正解はあるのでしょうか?
今回は、家づくりに適したタイミングの考え方について、お話ししてみたいと思います。
■誰もが不安な資金計画
家づくりを考えるとき、一番の不安要素と言えば、やっぱり資金面。
人生でもっとも大きな買い物と言われるマイホームですから、同然のことです。
若いうちは蓄えも少なく、ローンも組めないだろう…と、考えられる方もいらっしゃるかもしれません。けれど実は、家づくりを考え始めるのに適した年齢は、25歳くらいから。
意外に思われるかもしれませんが、ローンを組む時の年齢より、組んだあとの支払う期間がポイントとなります。早めに組むことで、返済期間に十分な猶予があることは、ローン審査の観点からも信頼性がうまれます。
■ローン審査が通りやすい条件
若く返済期間が十分持てることに加え、どのような人の審査が通りやすいかと言えば、
・夫婦共働きである
・公務員や大手企業勤務
・すでに土地がある
・親族からの資金援助がある
・住宅資金としての預貯金が、300~500万ほどある
などが挙げられます。
これらに該当しなければローンが通らないということでは決してありません。あくまで、審査の通りやすさという点においてのお話です。
住宅に限らず、車、学資、「ローン=返済における信用・信頼性」です。ローン金利は、変動型・固定型がありますが、2016年以降1%前後をキープしてきました。金利が5%を超えるような、アメリカやイギリスといった他諸国に比べ、かなり低いと言われています。
ウクライナ情勢や物価上昇、円安。そして日銀総裁の交代…。
こうした事情から、今後日本の住宅ローン金利も上昇すると予想する専門家が多いのです。
ご夫婦ご家族で協力し合いながら、「お金が貯まったら…」と先延ばしせずに、健康で若いうちにこそ、家づくりを検討されることをお勧めします。
■ガッチリ手厚い、アート・宙の資金計画相談
アート・宙は、お客様の家づくりへの不安を少しでも払拭し、安心してマイホームを建てていただくために、事前の資金計画相談を念入りに行います。
お客様から家づくりのご相談を受けた後、アート・宙では、FP(ファイナンシャルプランナー)によるセミナーを2回にわたり行います。家計のやりくりの専門家による相談を2回も行うのは、アドバイスを受けたお客様の考え方が推移するから。
例えば、今はまだ蓄えもないから、頑張って3年間300万くらいの頭金を貯めよう!と、家づくりを延ばししたとします。けれど、その3年間は頭金を貯めると同時に、賃貸に暮らすご家族は家賃を払い続けなければなりません。
FPにより生活資金を多角的な観点からアドバイスしてもらうことで、お客様の考え方や価値観にも変化が生まれ、そのご家庭にとってベストな家づくりのタイミングが分かります。
お客様の希望に沿いながら設計し、職人が建てて…ばかりが、「家づくり」ではありません。建てる前の、お客様がその後の暮らしを、不安無くイメージできることが大切。アート・宙はお客様の未来に責任を持って、最大限のサポートをさせていただきます!