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憧れの一枚板が活きる家づくり
6月13日(火) official

憧れの一枚板が活きる家づくり

一枚板には、欅(ケヤキ)、杉、栃、楠、樫など、さまざまな種類がありますが、どれも百年から数千年かけて育った巨木から切り出されています。

 

時を刻んだ年輪の木目が美しく、継ぎ目のない厚みある一枚板のテーブルなどを見かけると、自分の家にも取り入れてみたいものだと、憧れる方も少なくないでしょう。

 

今回は、アート・宙が手がけたお宅の中から、一枚板の活用例をご紹介してみたいと思います。

 

 

■一枚板とその特徴
一枚板は、高価でなかなか手が出ない代物ですが、アート・宙は価格が安定しているときに在庫を確保し、お客様に提供しておりますので、割りと多くのお宅に一枚板を活用しています。

 

国内原産で言えば、杉・クス・栃などが多いですが、特に高額なものはケヤキです。ケヤキは強度があり耐久性に優れていて、はっきりとした美しい木目をもっています。また、杉の中でも屋久杉は、世界遺産に登録されたことで伐採が禁止され、希少性が高まっているので今後さらに価格があがりそうです。針葉樹と広葉樹では、強度や杢目柄や香りの強さなど性質が異なるため、家の一部としてその一枚板をどのような使い方をするのかによって、その種類の選び方は変わります。

 

 

■置き家具への活用
一枚板の活用例として多いのは、ダイニングテーブルやカウンター。ダイニングテーブルや和室やリビングのローテーブルなど、歪な縁の形もそのままに、味のある家具に仕上がります。天然木一枚板は、存在感があり部屋の主役にもなりうるので、人が集まる場所にこそ取り入れると良いでしょう。

 

 

造作家具への活用
一定の長さが必要になるキッチン延長上のカウンターや、その背面カウンターにも、一枚板は活用できます。
食事の時間までお子様が宿題をしたり、PCなどを使用したりするカウンターデスクには、一緒に収納棚も造り付ければ、統一感も生まれます。カウンターはできるだけすっきり見せたいものです。実用性や用途を考え、あえて縁は直線上にカットすることも。

 

 

 

■階段への活用
硬く傷のつきにくい広葉樹は、階段への活用も向いています。
実は、アート・宙のような木の家づくりにおいて、階段を造るには高い技術が必要で、職人なら誰でもできるというものではありません。その階段を造る際、一枚板の特徴を生かし、2段目のタップボードの延長を、そのままテレビボードにした事例です。

 

 

丈夫で階段の役割をしっかり果たしつつ、継ぎ目がないことで、階段、壁、そして天井までが調和した自然な仕上がりです。

 

 

■LDK以外での活用
洗面台やトイレ内の手洗い台などに用いれば、水回りにも高級感が出ます。水を弾き拭き取りが楽な防水素材や、湿気の吸収が良い珪藻土などを使うことが多い水廻り。無垢材にも調湿効果がありますし、何より寒々しがちな空間にも暖かみが生まれます。

 

 

 

一枚板の使い方は、テーブルのような家具1つにとどまらず、使用する木材の種類とその性質で、置き家具、造作家具、そして階段のような家の重要パーツの一部としても活用できます。

 

日ごろから十分な在庫を保有しているアート・宙だからこそ、お客様の理想の住まいに一枚板の上手な活用をご提案させていただきます!

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