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エアパス屋根の施工
7月16日(日) 工務課

エアパス屋根の施工

こんにちは!工務課の松永です。

先日、建前に参加した際、大工さんの手際の良さ、熟練の連携に感動しました。

その時の感動を共有したく、屋根の施工の一部を紹介させていただきます。

大工さんが作業している様子とともに見ていきましょう!

 

①断熱材を敷き詰める

まず、垂木が掛かった状態に断熱材を詰めていきます。

気密を高めるためブチルテープを貼っていきます。

※ブチルテープは粘着性に優れたテープです。

  

 

②通気胴縁を打つ

屋根に通気層を作るため、胴縁を打っていきます。

右の写真はエアパスの空気が通るダンパーの穴をこの段階で開けています。

 

 

③防水シート

防水シートを貼ることで胴縁の厚さ分、屋根に通気層がつくられます。

ここもブチルテープで漏れをなくしていきます。

 

 

④野地板を敷く

 

⑤フォレストボード

野地板の上にはさらに断熱性を高めるため、フォレストボードを敷きます。

フォレストボードとは杉樹皮を原料とし、断熱の他に調湿、防結露の役割を持ちます。

 

 

⑥遮熱・透湿防水シート

遮熱性を備えたシートをよこばりで貼っていきます。大工さん2人がかりで素早く転がしていました。

 

 

この後、瓦やガルバリウム鋼板を乗せ、屋根の出来上がりとなります。

上棟日は雨に濡れても大丈夫な防水シートが貼られて、作業終了でした。

数時間でこのような形を作られていましたが

大工さん達は誰が何をするか決めていないそうで、阿吽の呼吸で動いているとのことです。本当に尊敬します。

 

この日は一連の流れを実際に目で見ることができ、大変勉強になりました。

現場監督として、いくつかの確認ポイントを写真に収めることも工務課の仕事です。

私は上と下を行き来していて、屋根に行く度、変化が感じられ、慌てて撮影していました。

写真の撮り忘れは避けたいです。

WROTE BYこの記事を書いたスタッフ

工務課

松永 貫成

工務課
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