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カーテンのいらない暮らし―設計士が教える、窓が活きる家
9月12日(火) official

カーテンのいらない暮らし―設計士が教える、窓が活きる家

去る7月29日(土)、アート・宙では『カーテンのいらない暮らし』というテーマで、設計士による相談会を開催し、多数のお客様にご参加いただきました。
そこで分かったのが、「カーテンがいらない」ということに、こんなに興味をお持ちの方がいらっしゃるということ!

 

せっかくですので、相談会でのお話を含め、関心のある方々に「カーテンのいらない家づくり」についてブログでもお届けしたいと思います。

 

 

■カーテンにまつわる悩み
新居にお引越しするとき、必ずついて回る準備がカーテンやブラインドなど、窓の目隠しの設置。窓のサイズを計って、既製品を探したりオーダーしたり。窓が大きければ大きいほど、カーテンやブラインドのサイズも大きくなって、それだけ値段も上がりますね。
住んでしばらくすれば、カーテンの洗濯も必要になりますが、布団やシーツ以上に大きなカーテン。乾かすのだって一苦労です。
そんなカーテンのお悩みが解消されたら、日常の生活がそれだけで随分楽になりますよね!

 

■立地を生かした家づくり
土地が比較的高いところにあり、横並びにお隣さんや建物を気にしなくて良い方面があれば、目隠しは必要なくなります。
高台に建つこちらのお家では、リビングに設けた大きな窓の向こうは庭が見え、開放的な景色が広がっています。隣家との境には壁があり、外からの視線を気にすることなくゆったり過ごせる空間になりました。
窓の外には深い軒があるのでカーテンがなくとも、室内に入り込む日差しはほどよく調整されています。

 

 

■周囲が家々に囲まれている家づくり
家々が密集した住宅地にあるお家では、カーテンなしの暮らしはイメージが湧きづらいもの。そういったケースには、細い窓(スリット窓)を採用することで、外へ室内が露出する面積を減らすことができます。カーテンをつけないことで、採光が部屋のアクセントにもなります。

 

 

また、窓のサイズがどうしても目隠しをしなければならないような大きさになる場合、カーテンではなく障子を活用するという方法もあります。障子は十分な光が入るだけなく、冬の寒い時期には断熱効果も発揮します。和室にこだわらず、デザインの工夫でさまざまなタイプの部屋に使用でき、近ごろでは人気が高まっています。

 

 

 

■緑や自然を楽しむ窓
お家の周辺に木々が茂っているこちらのお家は、室内から緑を絵画のように楽しめるような設計にしました。

 

 

周りに緑がないお家でも、アート・宙では外構も踏まえたプラン作成をさせていただきますので、庭のつくりこみをしっかり行い、植栽で外からの視線を遮ることで、室内はカーテンのいらない暮らしを実現することができます。

 

 

カーテンのいらない家づくり。
ただカーテンが必要ないから楽、というだけでなく、窓から見える外の景色が壁に飾った絵画のように毎日を彩ったり、窓からの採光を調整したり、窓の在り方を最大限活かすことで、カーテンを必要としなくなることも可能なのです。

 

アート・宙に家づくりをご相談の際は、「カーテンのいらない家」のご希望を、ぜひ設計士にお話ししてみてくださいね!

WROTE BYこの記事を書いたスタッフ

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